大腸がんの疫学

大腸癌は、わが国において肺癌、乳癌などとともに増加の著しい癌の1つにあげられます。その理由として戦後の日本人の食生活が欧米化してきたからといわれています。
実際、伝統的な日本の食生活である食塩や米飯の摂取に関連していた胃癌は減少してきています。毎年、約6万人が罹患し、21世紀に入り胃癌を抜くと予測されています。性別に差はなく、男性、女性とも同じ頻度でかかります。大腸癌になりやすい年齢は、60歳が一番多く次いで70歳、50歳と続きます。

「株式会社いかがく より引用」

大腸は、消化吸収された残りの腸内容物からさらに水分を吸収し、便を形成する臓器です。長さは、約1.5mあり、盲腸からはじまり上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸、肛門に分けられます。なかでも、S状結腸、直腸に大腸癌が出来やすいと言われています。

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